物語は君が主人公

地方の学生ジャニヲタ

2016年を振り返る。

大切なものを滅茶苦茶にされた年始から、いろいろあって早、年末になっていた。
カーブ優勝するし、広島に住み始めて1年経ってないとは思えないくらい。ずっと師走かよって感じの時の流れ←。だからかこのブログも2回しか更新してない。これは言い訳ですごめんなさい

あー、SMAPのライブに行きたかったなあ。てか、行きてえな。実家を出るまで、幾度となく行きたいけど行けない現場のレポを見て見ぬふりをしたりしてなんとか過ごしていたのに…。SMAPを好きになった時にはもうMr.Sのツアーも終わっていたからなんとも言えないが正直、こんなに後悔するなんて思っていなかった。過去のレポを読み、過去のライブDVDを見ただけではどうにも消化できない後悔の念。それだけが残った。

それがあってだと思う、行きたい現場に出来るだけ出向くようにしたのは。馬鹿みたいにいろんな現場に足突っ込んでるけど、今はそれでいいんじゃない?って思ってる。今までは行くことが出来ない上の後悔で済んでたけど、自由な体と少ないながらも自由な金を手に入れた今は「行こうと思えば行ける上の後悔」になっているからだ。後者の方が自分の中でより深い後悔を背負う気がする。気がする、ではなく絶対。

同じ現場に何度も通うことはあまりせず(性格上あまり合わないみたいだ)出来るだけ多くの種類の舞台やライブに足を運んだ。初めて行く場所ばかりで気分が弾んだ。ジャニーズが誰も出ていない外部舞台にもキンキーブーツやエリザベート、宝塚の地方公演を見ることができた。舞台、エンターテイメントそのものに視野も興味も広がったのだと自分の成長を感じている。ジャニーズが出てナンボの思考でこれまで生きていたので、私にとっては大きな成長だ。
外部舞台を観ることで、ジャニヲタとして麻痺していたチケットの売りにくさを痛感した。特に地方公演での大規模な会場、バックなどで満席のステージばかりを経験してきた彼等にとってどう映ったのだろうか。

何年かぶりに特定のJr.を応援しようと思ったのも今年だ。これまでズルズルと亡霊のようにJr.を見ていたけど、追うようになった。夏のジャニーズJr.ほど、今を精一杯生き輝けるのは世界中探しても他はいないだろう。猪狩くんがデビューするその時まで応援し続けたい。そう思うようになったのだ。

あと、旅をするようになった。「金は無いけど時間があるなら、今のうちに旅に出ておけ」と大人は口々に言う。大人のいうことは聞きたくないけれど、こういうことだけは耳に入れて実行する。なんて自分勝手な都合のいい奴。激安旅行な分、体力的にはキツイけど楽しい。いろんな人に会える。まだ国内しかしていないけれど、地図を見ながらだと自分が動いているのが地図上と窓の風景の2方面から感じられて、普段とは違う感覚になれるがとても楽しい。旅や遠征を重ねていくごとに自然と持ち物も減っていくのも楽しい。要らないものと要るものの分別が出来てくるので尚動きやすくなり、また旅に出たいと思うのだ。来年は、そろそろ双眼鏡の忘れ物をゼロにしたい。早速忘れてしまったので。
同じルーティンをこなすだけでは絶対に出会わないような人と出会えるのも醍醐味の一つだ。旅という旅は数回しかしたことが無いが、ただ大学に通ってるだけでは出会わない人と出会える。その人の生き方をただ聞くだけでも、将来就くであろう対人関係が重要な職業で少しはプラスに働くと思っている。


19年の中で、1番自己の成長を自ら感じることのできた1年だった。アイデンティティの形成が上手いようにいってるかは定かでないが、これが自分なのだというのは昨日よりずっと今日の方がより強く感じることが出来るようになっているから、これはこれでいいのかもしれないと思っている。だって正解なんてないのだから。

いろんなこと経験したし、いろんな人に出会った。そして、それがとても楽しくてつらい。